情報商材(PDFなどの教材)って、本(電子書籍)とは違うの?中身は同じで、値段を釣り上げてるだけじゃないの?そもそもなんであんな高いの?
という疑問をお持ちのあなた。
実は、情報商材と本には、使い方に根本的な違いがあります。
そして情報商材の値段が高いのには、訳があります。
そして、情報商材を本のように捉えていると、
買っても効果を全く得られないどころか、泥沼落ちになります。
逆にコレをよく理解している人だけが、値段以上の利益を得る事ができるのです。
というわけで、情報商材と本の違いと、それぞれの正しい使い方を解説します。
情報商材と本の違いは、使い方にある
確かに情報商材は、PDFに文章が書かれたものも多いので、
一見、電子書籍と何が違うんだ?同じじゃないのか?と感じる部分があると思います。
しかし、値段が違うのには、理由があります。それは、
- 本は読んで学習するもの
- 情報商材は、必勝の型を借りるもの
という違いがあるからです。
情報商材は必勝の型を借りるもの
本というのは、基本的に知識を得るために、学習するためにあります。
例えば、「アフィリエイト入門」という本であれば、
基礎的なやり方や、用語の解説といった、
アフィリエイトに対する知識を深める方法が書かれているので、
それを読む事で、その分野に詳しくなれます。
対して、情報商材は、「必勝の型を借りるもの」です。
例えば、「アフィリエイトで稼ぐ情報商材」であれば、
そこには作者がアフィリエイトで実際に利益を出すために使っている必勝法が書かれています。
その必勝法を1から10まで忠実に真似る事で、
同等の結果を得られるというのが情報商材なのです。
[st-minihukidashi fontawesome=”” fontsize=”” fontweight=”” bgcolor=”#2c9445″ color=”#fff” margin=”0 0 20px 0″]言うなれば[/st-minihukidashi]
料理のレシピ本には、人気のレシピがいろいろ載ってますが、
そこには、決してKFCの秘伝のレシピも吉野家のレシピも載ってないですよね。
情報商材には、そういう作者の秘伝が載ってるから、
値段が本と比べてやたら高いものが多いのです。
[st-minihukidashi fontawesome=”” fontsize=”” fontweight=”” bgcolor=”#f76b00″ color=”#fff” margin=”0 0 20px 0″]別の例えをするなら[/st-minihukidashi]
本は、大学での勉強。
情報商材は入社後の新人研修。
という違いです。
大学の勉強では、仕事に関する知識やスキルを学ぶわけですが、
実際に会社に入社したら、その知識だけでは何をしていいのか分かりませんよね。
なので、その会社なりのやり方を先輩、上司から1から指導されますよね。
それと一緒で、
現場での実践方法を1から10まで教えたり、
その人なりの秘伝レシピを教えているのが情報商材というわけなのです。
実際、コピーライティングを学んでる人が必ず名前を出す本で
「影響力の武器」っていうロングセラー本があります。
じゃあ、この本読んだら、それで売れるブログやランディングページ、セールスレターが
書けるようになるかって言ったら、絶対書けません!
なぜなら、この本は「セールスマンはこういう言葉や心理テクを使ってきます。それによって、こういう心理現象が発生するから、言われるがままに購入してしまうんです。」っていうのを延々と書いてるんですけど、
じゃあ、それを実際にどう
ブログやLP、販売ページ、アフィリエイトなどのウェブの販売で活かすかは書かれてません。
英語もそうじゃないですか。いくらネイティブフレーズ本を暗記したって、
実際外国人と話す場面で、そのフレーズをそのまま使えるシーンなんてまず出てこないでしょ?
だから、そのフレーズをどうその場面用に変化させて使えばいいのかまで理解してなかったら使えないですよね?
つまり、すごい応用力がある人でもないと、
本の内容を自分のシチュエーションには使えないんですよ。
だからネットビジネス大百科みたく『セールスレターを書くんだったら、この心理作用を「QUEST」って型のこの位置でこうやって使うんですよ』と
応用できる一部の天才でなくても、
セールスレターを書きたい人には使えるレシピにして教えてるのが情報商材なわけです。
本は実は、作者の宣伝的な位置だったりする
本というのは、確かに読む事でものすごく勉強になります。
ただ、情報商材と比べると、ブログのように、断片的だったり、
出版社の定めたページ数に収める必要があったり、
編集担当が売れる内容にしたいですから、
作者が伝えたい事をそのまま書けるわけじゃありません。
そういう意味では、どうしても情報商材よりも、
内容がまとめっぽくなっていて、細かいステップが端折られていたりします。
また、本は作者自身の宣伝のためにあります。
例えば、スピリチュアルの先生がそういう本を出すと、
本を読んだ人が、その先生に興味を持つわけです。
そして、本の中で「私のカウンセリングを受けたAさんもこんな引き寄せに成功してるんです」といった例が出てると、
「え、カウンセリングなんてこの人やってるんだ。私も受けたいな・・」と
本を気に入った人は、その人のカウンセリングやセミナーに来てくれたり、
情報商材を買ってくれたりと顧客になってくれるわけです。
そういう意味で、本ってあくまで宣伝の要素も入ってるので、
秘伝のレシピもあくまで全公開は本ではしないで、
セミナーや情報商材で公開してるわけです。
そりゃ、本が100万部のベストセラーにでもなれば、
著者もそれなりの印税が入ってきますけど、
そうでもない場合は、本だけで食ってくのは難しいですから、
本当に秘伝な事は、もっと高額なセミナーや講座、情報商材でのみ話しているわけです。
本は多読しても良いが、情報商材は絶対ダメ!
よく成功者が「とにかく本を沢山読め!」って言う通り、
本は学習するためにあるので、いろいろ読んでいいんです。
1日1冊読んだっていいし、いろいろな人の知識を取り入れて、
博識になるために、そして専門家になるためにとても有効です。
例えば、評論家や学者さんみたいな人達は、
「油は体に悪い!」っていう派の本と「油は体に良い!」っていう派の本を
両方複数冊読んでみて、それぞれの理論を比べて、
自分なりの意見や対処法を考えて情報発信しているわけです。
しかし、情報商材でこれをやっては絶対にいけません。
情報商材は、最初に言った通り、
「1から10までやり方を真似て、同じ結果を出すための型」ですから、
それを自分の気に入った所だけピックアップしてやったり、
いろんな教材のやり方を混ぜてやってしまっては、
まったく効果が出ません。
それっていうのは、KFCの秘伝のレシピを教えてもらったのに、
勝手に違うチキンのレシピを混ぜて作るようなもので、
それでは、KFCの絶妙な味にはもちろんならないわけです。
ちゃんと、1から10までの工程を守る事で、あの味になるわけですから、
情報商材も、一つ一つ丁寧に作者の言う通りにやる事で、
再現性が高まるわけです。
よく稼げる系情報商材を買ったのに、全然稼げない人がやりがちなのが、
結果が出る前に、すぐ別の教材に目移りして、そっちに浮気してしまう事。
最初は、「ブログアフィリエイトで稼ぐ教材」を買って、教材の通りにブログを作ってたのに、2ヶ月もしないうちに、「ほんとにこれ稼げるのかなぁ・・」と不安になってきて、
ネットサーフィンしてたら「Youtubeで稼ぐ方法」という情報商材を発見して、
「こっちの方が簡単そうだ!」とそっちを買って、ブログを書かなくなってしまうわけです。
そして、また1ヶ月くらい経つと、今度は「Twitterで稼ぐ教材」を発見し、
またYoutubeで稼げてないのに、今度はTwitterを実践してしまう・・
この堂々巡りで、高額な情報商材を延々と買って、まったく稼げない人を
ノウハウコレクターと言います。
これになっては絶対にダメですよ。
結果が出るまで1つを徹底的にやる。それが情報商材で成功する秘訣です。
情報商材と本の違い・まとめ
- 本は学習するもの。情報商材は必勝の型を借りるもの
- 本は多読して知識を集めていいが、情報商材は結果が出るまで1つだけに集中しなきゃ意味ない。
という違いがあるというわけです。
ちなみに、ご存知の通り、情報商材には、
中身が薄っぺらい詐欺教材も残念ながら沢山あります。
そういったハズレ教材を引かない秘訣を下記の記事で解説しています。
騙されない!詐欺教材を見抜き、教材選びで失敗しなくなる4チェックポイント