ここでは、Laravelがまださっぱり分からない超初心者向けに、Laravel6でウェブページをブラウザに表示させる基本的なやり方をチュートリアルとして解説していきます。
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Laravelでブラウザに表示されてるのはblade.phpに書かれたHTMLなんだ。
→Laravelのblade.phpとは?普通のPHPは使える?初心者もよく分かる図と例で解説!
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このブレードをブラウザでどうすれば表示できるのかを
チュートリアル形式で説明していきます。
あなたも実際に自分のPCで表示させて、使い方を体で覚えていってください。
[st-kaiwa1 r]このチュートリアルをやる事で、Laravelの構造がすごくよく分かるようになるよ![/st-kaiwa1]
Laravel6チュートリアル超初心者向け:ブレードでサイトを表示してみよう。
まずは、Laravelプロジェクトを新規作成します。
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つまり新しいLaravelサイトをインストールするって事だよ。
次の項目で一緒にやっていこう↓
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Laravelプロジェクト新規作成のやり方
コマンドプロンプト(XAMPPのShell/ターミナル)を開きます。
まず、cd で、Laravelプロジェクトを作成するフォルダに移動します。
例えば、XAMPPを使ってる場合は、htdocsフォルダ内に作成するので、まずそのフォルダまでのパスをコピーして、
cd D:\XAMPP\htdocs と入力、Enterするという感じです。
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Dドライブにうまく移動できない時は、D: とだけ入力してEnter押すとDドラに移動できるよ。
フォルダを1個前に戻りたい時は、cd .. で戻れる。
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あとは、
コピーしました
コピー
composer create-project "laravel/laravel=6.*" newsite --prefer-dist
newsiteの部分は好きな名前に変えてOK
と入力、Enter。
5分ほどで、Laravelプロジェクトが新規作成されます。
[st-kaiwa1 r]このnewsiteの中にLaravelサイトを構成する全てのパーツが入ってるよ。[/st-kaiwa1]
まずは、Laravelサイトを表示させてみる
まずは、前項で新規作成した新しいLaravelサイトを表示してみましょう。
今度は、
cd newsite と入力、Enterします。
これで、Laravelプロジェクトフォルダ(新サイトのフォルダ)内に移動しました。
次に
php artisan serve と入力、Enterします。
こうする事で http://127.0.0.1:8000 というURLが現れましたね。
このURLをブラウザにコピーして、ページを開いてみてください。
(http://localhost:8000でも同じアドレスになります。)
こういうサイトが表示されたはずです。
じゃあ、このページってどのファイルが表示されてるのか?
resources\views とフォルダを開いていくと、welcome.blade.phpというファイルがあります。
これをテキストエディタで開くと、htmlが書かれていて、それが上のサイトを表示してます。
じゃあ、実際、テキストエディタで開いてみましょう。
[st-kaiwa1 r]テキストエディタは、メモ帳、TeraPadなんかで開けるけど、おすすめは、Microsoft社が無料で配布しているVisualStudioCode(VScode)だよ。htmlと入力すれば、<html></html>と自動でタグに変換してくれるし、色分け表示してくれたり、コードのタイピングミスを教えてくれて、すごく使いやすいんだ。[/st-kaiwa1]
実際にブラウザに表示されてるのは、82行目辺りにある<div class=”content”>という部分からです。
試しにそのすぐ下にあるLaravelという文字を適当な文字に変えてみましょう↓
で、ファイルを上書き保存して、ブラウザを更新してみてください。
このように、変わりました。
つまり、<div class=”content”>~</div>に挟まれてる部分のHTMLが表示されてるだけなんです。文字の大きさや色なんかは、同じく12行目くらいから書かれているstyleの部分のCSSで調整されてます。
どうやって、welcome.blade.phpが表示されてるのか?
じゃあ、ここでちょっとどういう構造で、このwelcome.blade.phpが表示されるのかについて、お勉強しましょう。
これが分かると、Laravelサイトの作り方がグングン分かってきます。
今度は、routesフォルダを開いてください。
中にweb.phpってファイルがありますよね。これを開きます。
この14行目辺りからの部分で、welcome.blade.phpを表示してます。
[st-kaiwa1 r]ちなみに、画像の/* */で囲われたピンク文字部分は、コメントアウト(説明が英語で書かれてるだけ)だから、邪魔なら削除しちゃってもなんの問題もないよ。[/st-kaiwa1]
まず、Route::get っていうのは、サイトをブラウザで表示する時に使います。
- get はブラウザ表示
- postはフォーム送信
といった具合に使い分けたりします。
で、次の ‘/’ これがURLです。/はトップページという意味です。
試しにこれを/mainに変更して、保存してみましょう。
ブラウザを更新してみてください。
404 | Not Found になってしまいました。これはURLを変えたからです。
じゃあ、今度は、ブラウザのURLに、/mainを追加してみてください。
このように、先程のwelcome.blade.phpが表示されました。
このreturn view の所のwelcomeが、welcome.blade.phpって事なんです。
なので、仮にあなたが、test1.blade.phpっていうブレードを作成したら、
ここをtest1に変えれば、今度は、test1.blade.phpが表示されます。
[st-kaiwa3 r]なるほど~、web.phpでそれぞれのブレードのURLを指定できるんだね。[/st-kaiwa3]
[st-kaiwa1 r]これがLaravelの超基本となる仕組みなんだ。このブレード部分をViewって呼んだりもするんだ。View、つまりブラウザで見える部分っていう事。だから、return view (サイトを見てる人が入力したURLのビューをブラウザに返す)って書くわけ。[/st-kaiwa1]
→Laravelのビュー(View)とは?初心者にもよく分かる図でやさしく解説!
→Laravelのblade.phpとは?普通のPHPは使える?初心者もよく分かる図と例で解説!
次のチュートリアルでは、実際に自分で1からブレードを作っていく方法を解説していきます。
→Laravel6チュートリアル初心者向け:bladeでウェブページを作ってみよう!