今日は、祭りで売られているおもしろい食べ物や、ゲームの話をしていきます。
聞き取りやすいように、ゆっくり話していきます。
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では、祭りの話をはじめます。
祭りに行くと、「出店」や「屋台」と呼ばれる小さなお店がたくさんならんでいます。
これらの屋台では祭りでしか見かけない、さまざまな変わった食べ物やゲームを楽しむ事ができます。
その中でも、特に面白いものを25個紹介していきます。
1. ラムネ
ラムネは、変わった形のびんやペットボトルに入れられたソーダ味の炭酸飲料です。
ラムネを買うと、まず開け方が分からないと思います。
びんの口に、ビー玉という丸いガラス玉で栓がされていますので、
付属のふたを使って、この栓を開けます。
手のひらを使って、ふたを力強く押し込むことで、このビー玉が、ポンっという音とともに外れ、炭酸の泡がぶわっと吹き出してきます。
泡が飛びちらないように、ふたでそのままびんの口をおさえたり、急いで口に持っていきます。
また、びんを勢いよく傾けて飲もうとすると、ビー玉がびんの口にもどってきて、中の炭酸ジュースが出てこなくなります。
なので、ビー玉がもどってこないように、あまり傾けすぎないようにして飲む必要があります。
これがゲームのようでおもしろいので、ラムネは祭りの飲み物としてとても人気があります。
飲み終わったあとは、びんのふたを開けると、このビー玉を取りだすことができます。
子どもたちは、びんを家に持ち帰り、このふたを開けてビー玉を取り出そうとします。しかし、ふたがとても固いので、なかなか自分では開けることができません。
そこで力のあるお父さんががんばって開けます。お父さんがいない時は、ゴム手袋をしてふたを回すことで、力が弱い子どもや女性でも開けることができます。
子どもたちは取り出したビー玉を、転がしたり、ビリヤードのように弾いて楽しむことができます。
大人もビー玉を取り出して、金魚の水槽などの飾りつけとして使ったりもします。
2. たこ焼き
お祭りに行くと、くぼみのついた鉄板の上で、両手に持った針のような道具を使って、クルクルと丸いパンケーキのようなものを作っている屋台を見かけます。
これはたこ焼きといい、大阪の丸い玉の形をした食べ物です。中にはたこを切ったものが入っています。
どうやって作るのかというと、
まず、くぼみのついた鉄板に、生地を入れます。
生地とは、小麦粉と水を混ぜたものです。
この生地にはネギと紅しょうがが入っており、魚のだしで味つけされています。
そこに、たこのぶつ切りを1つずつ入れていきます。
生地が固まってきたら、2本の「千枚通し」という道具を使って、生地をくるくると回し、丸い形にしていきます。
焼き上がったら、たこ焼きソースやマヨネーズ、青のり、かつおぶしなどをふりかけます。
たこ焼きソースは甘辛い味がするソースです。
ウスターソースを元に作られたソースで、お好み焼きソースややきそばソースと似た味になっています。
一口サイズになっているので、立ったままでも食べやすいです。
中はドロっとしていて、できたてはとても熱いので、一気に口に入れて、口内をやけどしないように注意してください。
お祭りといえばたこ焼きと言われるほど、とても人気がある食べ物です。
お店の前で、できあがるまで待っている時に、クルクルとたこ焼きを焼く姿を見ているのがとても楽しいです。
お祭りで、複数のたこ焼き屋さんがある場合、「こっちのお店の方がたこが大きいから、こっちで買おうよ」などと日本人はたこの大きさを比べてよくお店選びをします。
3. チョコバナナ
お祭りに行くと、さまざまな串ざしにされたくだものが売られているのを見かけます。
その中でもお祭りの定番なのがチョコバナナです。
チョコバナナは、バナナまるごと一個を串に刺し、チョコレートをからめ、黄色やピンクのカラフルなチョコチップでかざりつけされた甘いお菓子です。
さっぱりとしたバナナと甘いチョコレートの組み合わせがとてもおいしいお菓子です。見た目もかわいいので、特に子供や、SNSで写真をシェアしたい若い女性に人気があります。
意外にも、お祭りでしか売ってない食べ物なので、お祭りに来たら、買う人が多いです。
4. りんごあめ、いちごあめ
チョコバナナと並んで、お祭りで人気があるのが、りんごあめです。
りんごあめは、りんご丸ごと一個を水あめでコーティングし、それを歩きながらでも食べられるように、わりばしを刺して売られているお菓子です。
まわりのあめはパリっとしており、りんごのさわやかな甘さととても合います。
最近は、同じように、いちごやぶどうを串ざしにして、水あめでコーティングされた、いちごあめ、ぶどうあめなども売られており、外国人にも人気があります。
またこれらをまとめてフルーツあめと呼んだりもします。
5. あんずあめ
あんずあめは、いま話したりんごあめやいちごあめとはちょっと違う食べ物です。
あんずあめは、シロップ漬けされたあんず、みかん、もも、さくらんぼなどのフルーツを、やわらかい水あめでからめたお菓子です。
りんごあめがパリッとしているのに対し、あんずあめはトロトロしており、口の中でとろける食感を楽しめます。
あんずあめはやわらかいので、こぼれないように、もなかでできた器に入れられて売られていることが多いです。
あんずは、くだものの名前ですが、あんず以外のくだものが使われているものも、あんずあめと呼ばれています。
これは、さきほどのぶどうあめや、いちごあめが、フルーツあめとも呼ばれているためです。ほかのパリッとしたあめと名前が同じにならないように、やわらかいあめは、あんずあめとすべて呼ばれています。
あんずあめの屋台の中には、じゃんけんゲームをやっているお店もあります。
屋台の店主とじゃんけんをし、店主に勝つと、おまけとしてもう一つもらえたりします。
あんずあめは、少ないお金でも、少し甘いものが食べたい時に気軽に買えるのもよい点です。
6. わたあめ
わたあめは日本に昔からある甘いお菓子で「わたがし」とも呼ばれています。さとうを専用の機械で溶かして、くもの巣のようにとても細い糸のようにし、それをわりばしにくるくると巻きつけて作ります。
綿のように軽くてふわふわしています。口の中に入れると、スーッと溶けていきます。ふつうは白い色をしていますが、ピンクや青、黄色など、さまざまな色や味があります。家に持ち帰って食べたい人向けに、大きな袋に詰めたものを買うこともできます。
7. 七味とうがらし
七味とうがらしは、うどんややきとり、牛丼などを食べる時に、辛い味にしたい人がかける粉のことです。略して「七味」と呼びます。
七味は7つの味という意味です。とうがらしに、みかんの皮や、けしの実、さんしょうなどの香りがある植物の粉を6種類合わせて作られています。
お祭りの屋台で七味とうがらし屋さんを見つけると「なんでお祭りで売ってるの?」と多くの人は疑問に思います。
そのむかし、七つの色が悪いものから守ってくれて、縁起が良いと信じられていました。
それがきっかけで、お祭りなどの伝統行事で七味とうがらしが売られるようになったんです。
七味とうがらしは、スーパーでも買う事ができる、日本の家庭には必ずある香辛料です。
では、お祭りでこの七味とうがらしを買うメリットはなんでしょうか。
実はお祭りの屋台で七味とうがらしを買う場合、自分の好みの調合にしてもらう事ができます。
スーパーで売られている七味とうがらしは、辛さや風味が足りないものが多いです。
しかし屋台なら、激辛にしてほしい、みかんの香りを強くしてほしいなど、たのむ事で、より好みの味にしてもらうことができます。
また屋台では、七味を入れるための、木で作られたきれいな入れ物なども売っています。
特にひょうたんの形をした入れ物は、ふつうのお店では売っておらず、とてもかわいいので、おみやげとして買っていく人も多いです。
8. 焼きとうもろこし
とうもろこしを炭火で焼いたのが、焼きとうもろこしです。
お店の前を通るととても良い匂いがしてくるので、ついつい食べたくなってしまいます。
多くの屋台では、バター醤油で味付けされており、とうもろこしの甘さと、たれのしょっぱさ、直火で焼いた風味が食欲をそそります。
9. 金魚すくい、スーパーボールすくい
お祭りでは、金魚すくいやスーパーボールすくいなどの、〇〇すくいというゲームの出店があります。
お金を払うと、紙が貼られている道具と、器を渡されます。
この道具を使って、水の中を泳いでいる、赤く美しい金魚や、水の上に浮かんでいるスーパーボールや指人形などのおもちゃをすくって、器に入れます。
この道具に貼り付けられた紙が破れないようにそっとすくい取って、器に入れることができれば、その金魚やおもちゃを持ち帰ることができます。
紙が完全に破けてしまって、すくい取ることができなくなったらゲームオーバーです。
昔はたくさんの金魚すくいがありましたが、最近は日本では金魚を含めてペット禁止の賃貸住宅が多くなり、金魚が取れても、家で育てることがむずかしいので、金魚すくいは減っています。
金魚すくい以外にも、切れやすい糸についた釣り針で、水風船やおもちゃを釣り上げる、ヨーヨー釣りという似たゲームの出店もあります。
このゲームも糸を切らずにおもちゃを水の外に取り出すことができれば、そのおもちゃがもらえます。
10. あゆの塩焼き
あゆという名前の魚を串刺しにし、塩をふって、炭火で豪快に焼いたものを、あゆの塩焼きといいます。
魚の身の部分にかぶりついて食べます。真ん中に大きい骨が入っているので、頭と骨は食べれません。
皮目はパリッとしており、身はふっくらとしておいしいです。
11. お面
お祭りに行くと、お面屋さんもよく見かけます。
子どもたちは自分が好きなアニメキャラクターやヒーローのお面を買ってもらい、それを顔に付けて楽しみます。
アニメキャラクターのお面以外にも、日本の伝統的なお面も売っています。
神社の神様である白いキツネのお面や、「ひょっとこ」という口をとがらせたおかしな顔の男性のお面、「おかめ」という白い女性の顔のお面や、「てんぐ」と呼ばれる鼻が大きく赤い顔の怪物のお面、「はんにゃ」と呼ばれる鬼のような恐ろしい顔のお面などもあったりします。
伝統的な日本のお面は、海外から観光に来た時のおみやげとしても人気があります。
ちなみに、お面屋さんでは、あんずあめのじゃんけんや金魚すくいのようなゲームはなにもありません。
ほしいお面を指さして「これください」といって買うだけです。
12. 広島風お好み焼き
お祭りでは、広島風お好み焼きも大変人気がある食べ物です。
広島風お好み焼きは、うすいクレープのような生地の上に、キャベツ、もやし、やきそば、豚肉と卵がいっしょに焼かれた食べ物です。
お好み焼きソース、かつおぶし、青のり、マヨネーズなどで味付けされています。最初に紹介した「たこ焼き」に似た味です。
広島風お好み焼きはやきそばがはさまっているので、ボリュームがあります。
おなかが空いていて、がっつり食べたい時にとてもよいです。
大阪の人気料理にもお好み焼きがありますが、大阪のお好み焼きは、やきそばは入っていません。食べた時の食感も違います。
広島風お好み焼きは、家で作ろうとすると手間がかかって大変なので、お祭りの屋台で買う人が多いです。
13. かき氷
かき氷は、氷を細かく削ったもので、好きなシロップをかけて食べます。
お祭りではおもに、赤いいちご味、緑のメロン味、黄色いレモン味、青いブルーハワイと呼ばれるソーダ味のシロップなどがあります。
最近は、自由にシロップをかけてよい屋台が増えてきています。そういう屋台では、複数の色のシロップをかけてにじ色のようにすることもできます。
とても暑い夏の祭りでは、大変人気がある食べものです。
かき氷をいっきに口にかきこむと、頭がキーンと痛くなりますので、気をつけてくださいね。
14. じゃがバター
じゃがバターは、蒸かした大きなじゃがいもに十字の切れ目を入れ、たっぷりのファットスプレッドを乗せ、塩がかけられた食べ物です。
じゃがいもバターを略してじゃがバターと呼ばれています。
じゃがバターの店によっては、自由にトッピングが付けられるお店もあり、トッピングには、マヨネーズ、めんたいマヨ、みそ、ケチャップ、しょうゆ、コーン、キムチなどがあります。
めんたいマヨは、「めんたいこ」という生の魚の卵を辛く味つけしたものに、マヨネーズをまぜたものです。
買う時にそれらを自分でのせて、さまざまな味を楽しむ事もできます。
15. かた抜き
かた抜きは、お祭りでのみ行われるさとう菓子を使ったゲームです。
お金を払うと、さとう菓子でできたうすい小さな板を渡されます。その板には、花や魚などの絵が描かれています。
お店にテーブルがあり、テーブルには針が置いてあるので、その針を使って、お菓子を削っていきます。
絵を割らずに、きれいに切り抜くことができると、賞金がもらえるゲームになっています。
割れやすいさとう菓子ですから、絵がらが完成する前に割れてしまうことがほとんどです。
かた抜きが割れないように、水を付けたり、なめたりすると反則なので、仮に成功しても賞金はもらえません。
多くの子どもたちが賞金を得るために、かた抜きにチャレンジします。
割れて失敗したさとう菓子は食べることもできますが、そんなにおいしいものではありません。
16. 今川焼き、たい焼き
ほんのり甘い生地の中に、あんこなどが入っている焼き菓子を今川焼きやたい焼きと呼びます。
丸い形が今川焼きで、魚の形をしたものがたい焼きと呼ばれます。魚の形をしたたい焼きの方が、より周りがカリッとしています。
あずきをつぶしてつくられた「あんこ」が入っているものがいちばん伝統的なものですが、最近はさまざまな種類があります。
カスタードクリーム、チョコレートクリーム、抹茶クリームなどが入っているものもあり、どの味にするかを選んで買うことができます。
歩きながらでも食べやすく、できたてほかほかで、小腹が空いた時にもちょうどよいので、お祭りでは人気がある食べ物です。
ちなみに、今川焼きは大判焼きとも呼ばれることがあります。
17. 大阪焼き
大阪焼きは、今紹介した今川焼きと同じ形をした食べ物ですが、今川焼きと違い、中は大阪のお好み焼きの材料で作られています。
キャベツや目玉焼きが生地と共に焼かれており、お好み焼きソースやマヨネーズがかけられています。
お祭りのような場所でも立って食べやすいように、お好み焼きを食べやすい形に焼いて売っているのが大阪焼きです。
18. フランクフルトとアメリカンドッグ
お祭りの定番として、フランクフルトとアメリカンドッグがあります。
フランクフルトは、串に長いソーセージを刺して焼いたものです。お店にケチャップとマスタードが置いてあるので、お好みで自分で付けることができます。
日本には「フランクフルト」「ウィンナー」「ソーセージ」という3つの言い方があります。
お祭りで売っているような、太いものをフランクフルトといい、細くて小さいものはウィンナーと呼ばれます。ソーセージはどちらにも使います。
日本のソーセージには「あらびき」とよく書かれています。あらびきとは、粗く挽くという意味で、ひき肉の中に、つぶの大きい肉を混ぜてあるという意味です。
この「あらびき」の食感が、日本のソーセージの特徴で、あらびきと書かれているものほど、かんだ時に、プリっとしたかみごたえがあり、おいしいです。
お祭りで売られているフランクフルトもあらびきでおいしく、海外のフランクフルトとは食感が違うので、ぜひ食べ比べてみてください。
対して、アメリカンドッグは、フランクフルトにパンケーキ生地を付けて、揚げたものです。
これも同様にケチャップやマスタードを付けて食べます。
逆にアメリカンドッグに使われているソーセージは、あらびきではないことが多いです。アメリカンドッグは日本以外の国で売られているものと味はほとんど変わりません。
19. ベビーカステラ
ベビーカステラは、ほんのり甘いパンケーキ生地を、小さな一口サイズにして焼いたお菓子です。ベビーカステラは、「今川焼き」や「たい焼き」とは違って、中には何も入っていません。
ほんのり甘くてかるい食感を楽しみたい人はベビーカステラを好んで食べます。
ベビーカステラは、鈴のかたちに焼かれたものが多いですが、お店によっては、いろいろな形に焼かれている事もあり、形を見るもの楽しいです。
ちなみに、浅草などの一部の観光地では、このベビーカステラの生地の中にあんこが入った「人形焼き」というお菓子も売られています。ただ、ふつうのお祭りではあまりあんこ入りの人形焼きは見かけないです。
20. 串焼き、やきとり、イカ焼き
串焼きは、肉や野菜などを串に刺して焼いた料理のことです。これらの串焼きは、炭火で焼かれ、しょうゆベースの甘辛いタレや塩などで味付けされます。
串焼きの中でも、とり肉を焼いたものは、やきとりと呼ばれます。やきとりは、にわとりの様々な部位を使ったものがありますが、お祭りでよく見かけるのはもも肉を使った「もも」と、ネギを一緒に焼いた「ねぎま」です。
多くの店では、塩、たれの2種類の味付けから選ぶことができます。
対してイカ焼きは、イカをまるごと串に刺して焼いた料理です。その見た目におどろくかもしれません。
店の近くに行くと香ばしい匂いがしてきます。塩やしょうゆなどで味付けされ、マヨネーズを一緒にくれる店もあります。
また、これらの串焼きにさきほど紹介した七味とうがらしを付けて食べるのもとてもおいしいです。
21. ふりふりポテト
ふりふりポテトは味つきのフライドポテトのことです。
「1つください」とたのむと、「何味にする?」と聞かれます。店の前に、しお、のりしお、チーズ、バーベキュー、コンソメ、めんたいこなどと書かれているので、1つ選びます。
「のりしお」というのは、「青のり」と「しお」の2つがかけられたものです。「コンソメ」は、牛肉やとり肉、野菜などから取っただし汁でつくられた粉で、バーベキュー味に似ています。めんたいこは、先ほども説明した通り、魚の卵を辛く味付けしたものです。
店主が、紙ぶくろにフライドポテトを入れ、そして、あなたが選んだ味の粉をふりかけ、その粉がフライドポテトにからむように、紙ぶくろを上下に振ります。
振る動作をふりふりと言ったりもするので、ふりふりポテトと呼ばれています。
フライドポテトは、どこの国でも売られている食べ物ですが、お祭りのふりふりポテトは、さまざまな味から選べるのがポイントです。
22. 焼きだんご
串に丸いもちを刺し、タレを付けて焼いたものが、焼きだんごです。味つけは店によってちがい、多くの店では、しょうゆ味やみそ味、もしくはみたらしと呼ばれる、甘いしょうゆ味のタレをつけて焼かれます。
ほかにも緑色をしただんごがあります。よもぎと呼ばれる草を混ぜただんごで、香りがあります。特によもぎは、あんこと合うので、あんこが乗せられて売られていることが多いです。
緑色を見ると、抹茶味と思うかもしれませんが、こい緑色の場合は、よもぎ味だと覚えておいてください。
焼きだんごは日本の昔の食べ物で、ほかの食べ物に比べると、味付けがそぼくで、すこしつまらなく感じるかもしれません。
お店によっては、のりが巻かれていることがあり、のりが巻かれたものの方が風味ゆたかでおいしいです。
日本の昔ながらの味を食べてみたい場合や、だんごが好きな人には、おすすめです。
だんごなどのもちは、のどに詰まらせやすいので、一気に口に入れて飲み込もうとせず、小さくかみちぎり、よくかんで食べましょう。
23. シャーピン、おやき
シャーピンは中国から来た食べ物です。きざんだキャベツなどの野菜やひき肉を小麦粉でできた生地でつつみ、酢じょうゆで味付けした食べ物です。
まわりはカリっとして、中はモチモチしており、食べごたえのあるおいしい食べ物です。味はぎょうざに似ています。
日本のぎょうざが好きな人ならきっとハマるでしょう。
また、「おやき」というシャーピンより少し小さい食べ物を見かけることもあります。
おやきは、より和風の味で、中には、さつまいもや、のざわなという漬物が入っていたりします。より日本っぽい味を食べてみたい場合は、おやきを試してみるのもよいでしょう。
24. 肉巻きおにぎり
最近、お祭りでよく見かけるようになった屋台です。串にごはんを付け、そのまわりをしょうゆ味のぶた肉で巻いた食べ物です。
ごはんがちょっと祭りで食べたくなった場合は、買いたくなる食べ物です。
25. ケバブ
ケバブはトルコの代表的な料理で、あなたの国でもケバブ屋さんは見かけるかもしれません。最近は日本のお祭りでも、ケバブの屋台が増えました。お祭りではチキンケバブを売ってるお店が多く、ピタと呼ばれるポケットがあるパン生地にキャベツやトマトとともに肉が入っており、マヨネーズとケチャップをベースにしたソースで味つけされています。
ボリュームもしっかりあり、どんな人でも楽しめる食べ物と言えます。日本ではケバブの店が家の近くにない人も多いので、お祭りの時によく買います。
では、お祭りでの注文の仕方をかんたんに解説します。
まず、ほしいものを指さして、「これ1つください」と言います。
もし「袋は?」と聞かれた場合、ビニール袋がいるかを聞いているので、ほしい場合は「ください」と答え、いらない場合は、「いらないです」と答えればよいです。
そしてお金を払います。この時、お好み焼きのように、はしが必要な食べ物の場合は、わりばしがちゃんと入っているか確認しましょう。
多くの屋台では、わりばしは、お客さんが自分で取れるように置かれているので、必要な数のわりばしを自分で取ります。
わりばしは、ひっぱることで、2つに割れて、はしとして使えるようになります。
というわけで、今回は、お祭りで見かける変わった食べ物やゲームを紹介してきました。ちなみに、日本のお祭りの屋台では今も現金でしか支払いができません。クレジットカードやQRコード払いなどは使えないので、現金を持っていくことを忘れないでくださいね。
これからも日本語の上達に役立つビデオを作っていきますので、チャンネル登録といいねをお願い致します。
コメントもお待ちしております。ではまた次回お会い致しましょう。ご視聴ありがとうございました。